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現代サプリメント事情-サプリメントで栄養摂取?

現代サプリメント事情-サプリメントで栄養摂取?

サプリの設計と原材料

サプリメントを摂る目的は明確でしょうか。このごろのサプリには、あれもこれも配合されて、いったい何を摂ることを目的に設計されたのかわからないサプリメントがあります。消費者は、これも入っている、あれも入っていると、何か得したような気になるのでしょうか。
確かに、実際に原材料表示を読むと、盛りだくさんの原料名が書いてあり、サプリの設計目的や性格がまったく理解できない製品が多くなってきました。また、そうした製品が1,000円とか、2,000円で販売されていたりするわけです。一方に、原材料としては3~5原料程度しか使われないサプリがあり、それが5,000円で販売されているわけです。価格も相当な差があります。

サプリメントは栄養補助食品

ダイエタリーサプリメントとよぶ米国では、消費者教育法(DSHEA)という法律があり、サプリメントの情報開示が法律によって管理されています。そして、サプリメントは食生活を補助する食品として位置づけられているわけです。その背景にある考え方は、病気を治すためには薬だけでなく、栄養(食品)にも役割があるという考え方です。ですから、治療で医師もサプリメントを用いることが多いわけです。
ただ、そうした考え方がありますので、サプリメントの成分は特定され、配合量も高く、日本のサプリメントの3倍から10倍程度配合されるのが普通です。また、FDAという機関(日本の厚生労働省)では薬のようにサプリメントを同じように管理、監督しています。
サプリメントを摂る目的は健康のためですから、こうした米国のダイエタリーサプリメントの考え方は、きわめて理にかなっているといえます。そのために、製品情報(特に成分情報)がきちんと表示されること、消費者がそうした情報を理解することがサプリメント選びでは重要になります。

サプリメントで栄養摂取?

米国のサプリメントは単成分(ビタミンEなど)または2~3成分でつくられます。それに対し、日本では2~3成分以下というのは少なく、10以上、多いものでは30くらいの成分が配合されているものがあります。
いくら栄養素や機能成分が天然物でも、10成分、20成分が一つになったサプリとしての性質はわかりませんから、こうしたことは、そのサプリメントでどのような健康増進効果が期待できるかわからずも、何かの役に立つでしょうという程度でサプリメントを摂っていると思われます。
その一方、毎日の食生活をどれだけ気にかけているかです。本来、サプリメントは栄養補助食品ですから、食生活を補助するための食品です。しかし、そうした多原料で多成分のサプリを見ると、食生活ではまるで栄養はいらないかのようにも見えてきます。実際にコンビニで販売されているサプリメントを、毎日3種類(一つのサプリで10成分以上)摂っているという方がいて、毎日30以上の栄養成分や機能成分を摂っていることになります。本人も、毎日これだけ栄養を摂っているから、そう簡単に病気にはならないだろうと言っています。
食生活は見直さず、サプリメントだけは摂るというのはいかがかと思うわけです。栄養はサプリメントで摂る時代になっているのでしょうか。

サプリメントの効果と製品設計

サプリメントの製品設計では、まず、どのような健康増進効果を期待するかを決めますその効果を期待できる原料を選んで、そのサプリの主原料として決定します。その後で、主原料に期待できる効果を最大限に高めるための副原料を選びます。副原料には、主原料の性質を考え、主原料の効果を高める原料を選びます。このときに、主原料を生かすために必須の原料というのもあります。リコピンではオリーブオイルが必須の副原料として配合されるわけです。このように、サプリメントを選ぶ場合は、製品設計がきちんと見えるものを選ぶのが大切です。原料とされる野菜や動物も天然物ですが、10種類とか20種類も配合されると合成成分が配合されることも多く、注意が必要です。
天然物の成分は合成成分ほど強くはありませんが、同じ成分が重なった場合に思わぬ健康被害が現れる可能性があります。こうした配合原料の多いサプリメントの多くは製品設計が見えにくくなっています。どういう目的で配合されたのか、その設計に疑問、問題があるといわざるを得ない製品が散見されます。
そもそも、10も20も原材料が使われるサプリメントというのは、製品設計はもちろん、性質や効果もほとんどわからないわけです。サプリをつくった会社でもきっとわかっていないでしょう。一つひとつの成分は確認できても、5種類、10種類を混ぜたときの効果はわからないからです。まして、1回ではなく、毎日、毎月継続していくときの効果はわかりません。

食生活(栄養バランス)+栄養補助食品(サプリメント)

健康、ダイエットでは毎日の食生活を見直し、栄養バランスを設計し直すことを第一に行いましょう。その後、嗜好、ライフスタイルを確認して、摂るサプリメントを決定します。これによって、栄養をサプリメントから摂るという発想がなくなり、どんな栄養成分や機能成分を補給するのかを明確にします。それからが製品選びです。
製品設計がしっかり考えられた、天然素材成分を原料にしたサプリメントを選びましょう。あれもこれもたくさん配合されているから・・・という発想で選ぶのはやめましょう。サプリメントはしっかり設計されることが大切ですから、原材料はできるだけ5種類以下(最大でも10種類以下)のものを選ぶようにしましょう。そして、その設計を自分でも理解できる、そうしたサプリを選ぶようにしましょう。


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テーマ : 健康食品 サプリメント
ジャンル : ヘルス・ダイエット

サプリメントを選ぶ-製品情報を正しく読む

サプリメントを選ぶ-製品情報を正しく読む

Keywords:
サプリメントの選び方,情報のあり方,正しく理解する,製品設計,成分設計,安全と安心,薬・食品・サプリメント


現在では、多くの方がサプリメント(栄養補助食品)を摂るようになりましたが、摂る目的や製品情報を十分確認したうえで、、安全で安心できる製品を選ぶことが大切です。特に、情報サイトでは、製品設計であまり関係しない成分を強調して、消費者の関心をひきつけようとするものもあります。自分自身で原材料や成分をきちんと調べ、理解してから選ぶことが何より大切です。サプリメントは食品ですから、毎日の食事と同じ考え方で選ぶことが大切です。

主原料は製品設計の要(かなめ)


サプリメントではどんな健康効果を期待して設計されたか、それが主原料の設計にあらわれています。サプリメントの主原料は、原材料表示で初めに表示されている原料(法律で、もっとも多い原材料から順に表示されています)です。
主原料がデキストリン(デンプン成分)で設計された、いわば整腸・下剤系ダイエットサプリがあります。このサプリでは副原料の一部のリコピンだけを強調していて、リコピンダイエットと宣伝しています。しかし、若い女性の投稿などを読んでみると、やはり下剤効果はあるようですが、リコピン効果、ダイエット効果があると評価されているものは少ないことがわかります。この製品設計ではダイエット効果(便通の改善だけではありません)を期待することは難しいといえるでしょう。このサプリは整腸・便通改善(下剤効果)を期待して設計されているサプリメントと考えていいと思います。
このデキストリンを主原料(主成分)として設計し、リコピンサプリと宣伝している下剤系ダイエットサプリに関する投稿に、①「ダイエットにいいのは何もトマトの繊維質だけじゃない」②「13-oxo-ODAが配合されていない」、③「リコピンはカロリーや糖質の吸収を抑えるのはウソ」、④「リコピンは体に蓄積するから摂りたくない、危険」などと書かれたサイトがあり、リコピンの正しい情報、消費者の正しい理解が必要なことがわかります。

夜トマトダイエットサプリ=デキストリンサプリ

この投稿に関連して、リコピンに関する正しい情報(訂正情報)を提供しておきたいと思います。以下、投稿された作者にも理解していただきたいと思います。
まず、①に関してですが、このサプリが「リコピンダイエット」と宣伝しているのは、リコピンを宣伝に使っているだけだと思います。本来、消費者に対して「デキストリン(デンプン)ダイエット」の表現で情報提供されるべきサプリメントだといえます。実際に、このサプリメントは、デキストリンや麦芽糖を主原料にしていて、デキストリン成分によるダイエット効果を期待して設計されています。また、トマトの繊維質は配合されていません。「何もトマトの繊維質だけがいいわけではない」というのは勘違い、理解不足だと思います。消費者も、このサプリを選ぶときはダイエット(正しくは整腸・便通効果)を目的に配合されている原料は「トマトリコピンではなく、デキストリンデンプン(成分)である」ことを知っておく必要があります。この製品でも、主原料がデキストリンであることは原材料表示にちゃんと書いてあります。ただ、配合量の情報がないのは問題ですが。
同時に、このもっとも大切な主成分のデキストリン情報がなんら提供されていないこと、副原料のリコピンだけが宣伝されているため、消費者が勘違い、混乱するであろうことは容易に想像できます。この誤解を与えかねない情報提供(宣伝)は、作者が指摘するように倫理的問題があるともいえるでしょう。
このサプリではトマトの繊維質が関係していないこと、選ぶときには主成分であるデキストリンデンプンのことをきちんと調べ、理解しておくことが大切です。

次に、②の「13-oxo-ODA(京大の河田教授らの発見成分)が配合されていない」ということですが、配合されているかどうか明確ではありません。トマトエキス(リコピン)が副原料で配合され、そこに13-oxo-ODAも混じっているかも知れないからです。ただ、検証されていないわけですから、表示されていないことは正しいともいえます。今のところ、この成分が検証されていたり、配合されているサプリメントはありません。検証されていないにも関わらず、ブランドにしたサプリが一点あり、むしろこの製品の情報提供のあり方に倫理的問題が指摘されるべきでしょう。この製品の成分情報にも13-oxo-ODAが含まれているという表示はなく、含まれているとは考えられないわけです。話題を提供しているだけと考えられ、この製品には疑問が残ります。

それから、③「リコピンがカロリーや糖質を抑えるのはウソ」ということですが、カロリーや糖質を抑えるというのは、主原料であるデキストリンや麦芽糖に期待される効果です。ですから、リコピンではなく、デキストリン(デンプン成分)のであることを知っておいていただきたいと思います。リコピンにそうした効果があるかのように宣伝されていて、確かに消費者の勘違いや誤解を招きやすいこと、また大切な情報が提供されていない現実でもあります。

最後に、④「リコピンは体に蓄積するから摂りたくない、危険」ということですが、欧米でビタミンAやビタミンEの蓄積が問題となり、摂りすぎはがんを誘発するという報告があります。このビタミンAやビタミンEは人工合成ビタミン(合成添加物)のようです。天然のカロテノイド成分はα‐カロテンやβ-カロテンなどが小腸でビタミンAに変換されるのですが、リコピンはビタミンAには変換されません。リコピンのまま体に、血液中に入ります。
また、私たちの体でいちばん多い天然カロテノイド成分はリコピンです。特に精巣(睾丸)や前立腺、副腎に多く集まっています。そして、リコピンは体に蓄積しないカロテノイドであると同時に失われやすいため、がん予防や生活習慣病予防のためにも、トマトなどからリコピンを定期的に摂る食生活がむしろ大切になります。これに関連して、世界がん研究基金が「リコピンが前立腺がんを予防する可能性が高い」ことを報告しています。このことは国立がん研究センターの「科学的根拠に基づくがん予防」で説明されています(http://www.ganjoho.jp)ので、この機会にぜひ目を通していただきたいと思います。そして、このリコピンは食品で、天然物を摂る必要があります。安価な合成サプリメントもありますが、健康のためのサプリメントですから、くれぐれも天然成分を素材にしているサプリメントを選ぶことが大切です。
なお、リコピンについてもっと詳しく知りたい方は「リコピンフォーラム」(http://lycopeneforum.seesaa.net)をご覧ください。

主原料の情報を確認することで、そのサプリの性質はおよそわかります。製品設計として、主原料として配合される原料がそのサプリの性質、効果を決めるといってもいいわけです。そのため、主原料はほかの副原料より数段多く使われるのが一般です。
副原料は、主原料の効果を高めたり、相乗効果を目的に配合されるものが多いのですが、必ずしもそうとはいえず、何ら根拠なく、宣伝のためだったり、話題として配合されていると思われる製品もあります。そうした製品は配合材料が多いだけで、サプリの性質としてほとんど意味はもたないことも多いわけです。『主原料は何か』・・・これはそのサプリに期待できる効果です。そして『副原料は何か』・・・これは主原料の効果を高める成分です。そうした視点からサプリメントの製品設計を読むことで、選ぶときの勘違いが避けられ、サプリメントの性質がよく見えるようになります

原材料や配合量、成分を知って選ぶ

情報サイトには原材料名だけしか表示されず、配合量や成分量は表示されていないサイトがあります。まさか、製品にもそうした情報が表示されていないとは考えにくいのですが、サプリを選ぶときは情報サイトを参考にして選びますので、その情報サイトに選ぶための情報がないということになり、大変困ってしまうわけです。実際に、それが「○○サプリの選び方サイト」という情報サイトですから、驚いてしまいます。「消費者が選ぶための情報サイトであるはずが、選ぶために必要な情報は掲載されていない選び方サイト」になっているわけです。おそらく、ほとんどは評価が高いと書かれている宣伝サイトなのでしょう。そうしたサイトでは比較されるサプリの製品数が少ないことや、製品設計や原材料などの分析がないなど、かなり偏った情報サイト(宣伝サイト)であることがわかります。比較するときは何を比較するの明確にしなければなりません。製品設計の違いか、成分や量の違いか、種類や配合量か、何を比較するのかが大切だからです。
ただ、比較するまでもなく、原材料名だけしか情報がないサイトでは選ぶことができません。原材料の配合量や成分量がわからないために、選ぶことができないわけです。こうした情報をきちんと提供しているメーカーがあるわけですから、情報提供(情報開示)に対するメーカーの姿勢にも差があります。消費者(お客様)に選ばれるために情報を提供するわけですが、そのための情報を提供しないメーカーは要注意だといえるでしょう。

薬・食品・サプリメントの違い

健康食品は「健康を増進する」ことを目的とする「食品」です。サプリメントは栄養補助食品として設計されるのが一般です。メーカーでは「ある効果=健康効果を期待して」、原材料がもつ性質、成分や量を確認しながら、設計、配合しているわけです。
薬は「これは何に効くのか」という会話が自然ですが、健康食品やサプリメントは「何に効くのか」という会話は不自然ですね。健康食品やサプリメントが「何かに効く」のであれば、流通そのものが危険ともいえるからです。「食品」として流通するのは「何に効くといえない」ことを意味します。わかりやすくいえば、食品は何かに効くとはいえないもの、そうした会話が成り立たないものだということです。栄養でも「何に効く」という会話はしませんが、健康食品やサプリメントも食品ですから、同様なのです。
逆に、薬は「何に効くか」明確でなければ薬とされません。これに関連して、たとえばコエンザイムQ10は近年まで薬の成分でしたが、現在では食品成分になりました。まだ、一部で薬の成分としても使われていますが、世界的には食品で利用される方が圧倒的に多いわけです。コエンザイムQ10はビタミン類似の成分(ビタミンQともよぶ)で、ビタミンと同様、その効果が緩やかであるため、2000年に食品成分とされたわけです。また、ビタミンCやEも薬と食品の両者で使われている成分です。
いずれにしても、健康食品、サプリメントは食品ですので、天然成分を主原料として製品設計された、質の高いものを摂ることが大切です。一部に人工添加物同様ともいえる安価なサプリメントもありますが、「健康のため」ですから、そうしたサプリメントは避ける方が賢明だといえるでしょう。


テーマ : 健康食品 サプリメント
ジャンル : ヘルス・ダイエット

リコピンサプリメントを選ぶ-製品設計を知る

リコピンサプリメントを選ぶ-製品設計を知る

サプリの選び方情報サイト

サプリの選び方情報サイトがネットにあふれています。そうした情報サイトの多くでは、そのサイトがNo1とするメーカーの宣伝サイトであったり、広告会社とタイアップした同様の宣伝サイトといえるような情報サイトになっているようです。
そうした中、ブログサイトのなかには大変説得力に富み、学ぶことの多いサプリの選び方サイトもあります。そのサイト運営者は、おそらく医薬や栄養に関わる仕事に従事されたり、個人的に相当学習されて、知識をもっている方だと思われます。
サプリの選び方というサイト名を冠した情報サイトでは、消費者がサプリを選ぶときの大切な情報、すなわち製品設計や原材料、成分に関する本来必要となる情報が提供されずに、ダイエットに役立つ、アンチエイジングに役立つ、若々しさを保つ・・・などの美辞麗句が羅列されている販促サイト、あるいは宣伝サイトが多いのも気になるところです。今回は、リコピンサプリを例に、サプリメント選びで大切なポイントを解説します。

サプリメントの原材料情報と成分情報-製品設計を知る

サプリメントを選ぶときに、もっとも重要になる情報が原材料情報や成分情報、栄養情報です。通常、食品衛生法、JAS法、健康増進法などに従い、表示されています。ところが、原材料名しか表示されていない情報サイトがあり、大変驚いています。ダイエットの言葉で、若い女性に魔法をかけているといわれている有名なサプリメントの情報サイトにも、原材料名しか情報はありませんでした。
さて、原材料表示は、使用量の多い原材料から順に記載することが法律で決められています。ですから、そのサプリメントがどういう目的で設計されて、どんな性質をもつサプリなのか、この原材料表示でおよそ知ることができるわけです。いちばん初めに書かれている原材料名は、そのサプリメントの製品設計で目的を果たすために配合される主原料です。すなわち、原材料表示のいちばん初めに書かれている原材料名がそのサプリメントの性質をあらわしていると考えてもいいわけです。

リコピンダイエット? デンプンダイエット!?

情報サイトによれば、リコピンダイエットの言葉で若い女性を魔法にかけているサプリメントがあり、調べてみると、その製品の原材料名は、初めに「難消化性デキストリン」と書かれています。リコピンはトマト抽出物として中段にありますが、このサプリメントは、リコピンよりも、デキストリンの効果を目的として製品設計されたことがわかります。原材料名に表示されている上位の原材料でサプリメントの性質は決まりますから、他に書かれた原材料はサプリメントの性質にはあまり関係しない成分でしょう。
この若い女性に人気があるというダイエットサプリは、製品設計で主原料としているデキストリン効果による「デキストリンダイエット」あるいは「デンプンダイエット」でなく、「リコピンダイエット」と宣伝しているのも奇妙に思われます。この製品設計では、トマト抽出物(リコピン?)はこのサプリメントの性質にあまり影響しないと考えられること、さらに、リコピンサプリに必須であるオリーブオイルの配合量も少ないため(中段以降)です。
このサプリメントはダイエット効果を目的に製品設計され、そのためにデキストリンや麦芽糖を主原料(主成分)とした「デンプンサプリメント」であることを消費者に伝える必要があるでしょう。「デンプンダイエット」や「デキストリンダイエット」の言葉でこの製品情報が伝えられると消費者も理解できますが、なぜかリコピンダイエットの言葉で製品情報が伝えられていますので、そうした情報が消費者を混乱させていないか、それが懸念されているわけです。
ちなみに、デキストリンや麦芽糖は安全なデンプン成分(繊維質)とされ、ダイエットでも大切な成分の一つといっていいでしょう。また、この製品の情報サイトにある製品情報が原材料名だけで、原材料の配合量や成分量の情報は見当たらず、消費者が正しく判断する(選ぶ)ための情報が不足しています。この消費者への情報開示の姿勢もちょっと問題があるといえるでしょう。

日米のサプリメント設計事情

米国では、日本の厚生労働省にあたるFDA(医薬品食品局)というところが、医薬品と食品を一体で管理、指導しています。日本では、医薬品は厚生労働省、サプリメント(食品)は消費者庁が中心となり、米国とその管理、指導体制は異なっています。また、米国ではダイエタリーサプリメントとよび、食生活での栄養不足を補完する食品として管理、指導されています。ですから、米国ではサプリメントが医薬品と同様に考えられ、また多くの医師が治療、健康管理で使用しているわけです。日本では、サプリメントは一般食品ですから、ほとんどの医師は治療で使用しません。また、米国では医師は薬と同様の考え方にたっていますので、サプリメントは単独成分で製品設計されているものが多く、かつその成分量は日本のサプリメントの5倍~10倍程度配合されているのが一般であることなど、製品設計の考え方が異なっています。
こうした日米のサプリメントの考え方や設計の違いを知っておくことが、米国製サプリメントを摂るときに役立つでしょう。特に、遺伝子や体型の違い、医師が薬のように使うこと、単独成分であることなど、日本とは大きく異なっているわけです。
こうした基本な違いがありますので、単に米国がサプリメント先進国だと考えることは必ずしも適切とはいえません。ただ、米国でサプリメントを使うときには、日々の食生活をしっかりチェックしてから選びます。日本では食生活をしっかりチェックしてサプリメントを選んでいるとはいえないと思われます。米国では、サプリメントは日々の食生活を見直し、不足している栄養成分を補給する食品であるとする考え方があります。そういう意味で、日本では食生活を見直さず、まるでサプリメントから栄養を摂るかのようなサプリ選びという現状も目に映るわけです。
サプリメントは「食生活を補完する食品である」ということを、ぜひこの機会に考えてもらいたいと思います。

なお、米国におけるダイエタリーサプリメント情報や統合医療に関する情報を知りたい方には、「米国統合医療レポート」(http://www.anzai-assoc.com/report/)が参考になるでしょう。

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プロフィール

高原 裕一

Author:高原 裕一
Super Wellness Advisor 高原裕一です。私たちの健康は(遺伝子は別に)体にとりこむ「空気や水、食生活」で60%が決まります。そして「身体活動(運動)」の基本は歩くこと。あとは少しの「心を潤す時間(精神生活)」。ウエルネス-それは瑞々しい自分との出会いです。リコピンスペシャリスト&快眠アドバイザー 高原裕一のウエルネス応援エッセイ。

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