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ダイエットは食生活のウエルネス

ダイエットは食生活のウエルネス

Key words:
ダイエットサプリ、下剤サプリメント、ウエルネス、活動エネルギー、糖質制限


 「ダイエットサプリ」の宣伝で話題になるのは「〇週間で〇〇kg痩せた」「劇的な効果」や「加工写真」です。こうした宣伝は、薬事法はもちろん、ダイエット=食生活の改善による健康づくり(ウエルネス)から考えて大いに問題があります。 「ダイエットサプリ」かのように宣伝する、下剤的サプリもあります。便通を整えるのはダイエットで大切なことですが、便秘の解消だけ考えても、かえってダイエットを間違ってしまい、ダイエットにならなくなります。
こうしたダイエットを謳って販売されるサプリメントは、下剤あるいは下剤成分を多く含んだものがあります。ほとんどは便秘解消、整腸目的のサプリメントで、「でんぷん」などの繊維質成分や緩下剤、また医薬品の下剤成分などを配合しているようです。名前(商品名)にごまかされず、しっかり原料表示を確認し、理解することが大切ですね。


ダイエットは食生活のウエルネス


ダイエットを謳って販売されている「でんぷん系サプリ」は、本来のダイエットを考えた製品とはいえないと私は考えます。ダイエットは、自分のライフスタイルに照らして食生活を見直し、改善し、食生活を通じた健康な体づくりをすることですから、これはウエルネスです。また、日本でサプリメントで分類される健康食品は、アメリカで「ダイエタリーサプリメント」(ダイエットサプリメントではありません)とよばれています。ダイエタリーサプリメントは「日常の食生活を基本とし、ライフスタイルで不足しがちな栄養素や機能成分を補完する補助食品」とされます。ダイエタリーは食事(食生活)のことなので、サプリメントも食事の一部としてちゃんと考えます。この考え方は大変的確ですね。下剤的サプリメントは、ちょっと食事とはいえませんね。ダイエット=食生活の改善を通じた健康づくりです。太り過ぎの人では痩せることで健康づくりになり、痩せすぎの人では太ることで健康づくりになる、それが食生活の見直しを基本とするダイエットなのです。

ダイエットには質の高い(旬の)野菜摂取を


ダイエットは痩せることでなく(もちろん便秘解消ではありません)、健康な体になることです。そのために食生活を見直す、それをまず第一にやるべきことなのです。そして、ほとんどの人は食生活の改善を通じ、目標を達成できるのです。まず、この1週間に食べたものをすべて書き並べてみてください。次に、炭水化物(食物繊維を含む)、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルを分類してみてください。そして、エネルギーを換算してみましょう。
■炭水化物(糖質と繊維質を含めて炭水化物とされました)・・・体やエネルギーをつくる栄養素、これが私たちの毎日の生活でいちばん大きな栄養素です。ただ、炭水化物の摂りすぎは肥満につながることも覚えておいてください。食生活で60~65%くらいが炭水化物です。
■脂質・・・水に溶けない(水で分解されない)栄養素で、わかりやすくいえば脂肪です。脂質は、炭水化物と同じようにエネルギーになったり、血液やホルモン、コレステロールなどをつくります。また、体で合成されるコエンザイムQ10も脂質からつくられます。食生活で20~25%くらいが脂質です。
■たんぱく質・・・アミノ酸(集合体をたんぱく質という)のことです。コラーゲンもたんぱく質です。また、筋肉を動かすアクチン&ミオシンという筋繊維やダイエットでも関係する代謝酵素、免疫反応で活躍する抗体などもたんぱく質(アミノ酸)でつくられます。食生活で15~20%くらいがたんぱく質です。
■ビタミン&ミネラル・・・微量栄養素というように、微量でいい栄養素です。必須ビタミン、必須ミネラルといわれますが、さまざまの代謝に関係します。欠乏すると健康が障害されるものもあります。また、私たちの体ではビタミン、ミネラルは合成できませんので、必ず、野菜などから摂らなくてはなりません。食生活で2~3%くらいです。


活動エネルギーとしての炭水化物


私たちが一日に必要なエネルギーは男性2,600Kcal(1,520Kcal)、女性2,000Kcal(1,140Kcal)とされています。カッコ内は基礎代謝(生命維持エネルギー)です。ぜひ自分の食生活を振り返り、エネルギー換算してみることをおすすめします。
炭水化物は体をつくったり、エネルギーをつくる栄養素です。ところが、運動しない、歩かないという生活で炭水化物の摂り過ぎが問題になっているわけです。つまり摂取カロリーの摂りすぎ、それが肥満の原因になっているというわけです。主に炭水化物がエネルギー源になりますが、不足すると蓄えられた脂質(脂肪)が分解されて、エネルギーに変換されます。


糖質制限とは


「糖質制限食」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。専門家の間でも議論が活発になっています。
「糖質制限」は、糖質(炭水化物)の摂取を落とし、病気の発症や進展抑制、また予防に役立てようとする考え方です。これは、一日の標準摂取カロリー2,600kcal(30代男性)では、炭水化物を1,560Kcalから800Kcal、あるいは500kcal程度に落とすというものです。これは、総摂取カロリーを1,800Kcal、場合によっては基礎代謝の1,520Kcal近くに落とすわけです。ほとんど体を動かさないという人(病人)はとにかく、運動や忙しく動く人ではエネルギー不足になり、活動する気力を維持できないかもしれません。もっとも、炭水化物が不足すると、脂肪がエネルギーに変換されるようになります。ただ、脂肪がエネルギーに変換される効率は炭水化物ほどスムーズではありません。
この糖質制限(食)が病気の進展防止につながるかどうか、また生命維持や健康被害にはつながらないか、未だ明確ではありません。炭水化物はエネルギーだけでなく、体をつくる基本栄養素として不可欠であり、過度の抑制では健康を損なうという研究報告もあります。ダイエット(=食生活のウエルネス)では、過度な炭水化物の摂取に偏らず、脂質やたんぱく質、特に、野菜と果実をしっかり(これまでの3倍)摂る食生活を心がけてください。炭水化物の代謝酵素(たんぱく質;アミノ酸)を助けるビタミンやミネラルの不足は肥満を促進します。意識して野菜と果実は摂るようにしましょう。もし、ジャンクフードやコンビニフードをよく摂る人はここでストップしましょう。ダイエットになりません。 
ダイエットは、食事を見直して、摂取栄養を点検し、バランスのとれた食事(食生活)をすることです。ですから、下剤や下剤サプリメントで便通だけ整えても、ただ便秘を解消しただけ、その繰り返しが続くことになります。
下剤や下剤的サプリメントに頼っているうちはダイエットになりません。野菜のちから(特に繊維質の多い野菜)と運動習慣で便通を整えると、そのような繰り返しはありません。食生活を通じたダイエットができると、下剤や下剤的サプリは必要なくなりますね。そして、ウエルネスな自分に出会うことになります。

「食事バランスガイド」(厚生労働省/農林水産省)をご紹介します。参考にしてください。
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テーマ : ダイエット・美容・健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

プロフィール

高原 裕一

Author:高原 裕一
Super Wellness Advisor 高原裕一です。私たちの健康は(遺伝子は別に)体にとりこむ「空気や水、食生活」で60%が決まります。そして「身体活動(運動)」の基本は歩くこと。あとは少しの「心を潤す時間(精神生活)」。ウエルネス-それは瑞々しい自分との出会いです。リコピンスペシャリスト&快眠アドバイザー 高原裕一のウエルネス応援エッセイ。

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